今日の画像
ディアッカ「!」
「おい!生きてるか!?」
瓦礫の中で横たわっていた少女が弱弱しくうなづいた。
ディアッカ「口がきけないのか...目も...か。」
少女は安心したのかくぅ、と腹を鳴らした瞬間に気を失った。
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ディアッカ「...飯が出来たぜ、起きな。」
よほど腹をすかせていたのか、盲目とは思えない勢いでチャーハンをかっ込んだ。
ディアッカ「美味いか??」
少女はぶんぶんと音が聞こえるような勢いでうなづいた。
ディアッカ「こういう時はな、こうして...」
少女の手を取って伸ばさせ、親指を立てさせた。
ディアッカ「『グゥレイト!』これだけでいい...って、
口きけなかったんだよな...すまねぇ。」
少女はやはりぶんぶんと音が聞こえんばかりの勢いで首を左右に振り、
サムズアップした拳を何度も突き出した。
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〜そして、別れも〜
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ディアッカ「もう半日ほどで隊長との合流地点だな。」
「残念だが、そこでお別れになっちまうな...。」
少女は不安とも、残念とも取れる顔をした。
そして
ほんの僅かな間の出来事だった。
突然少女はディアッカをつき飛ばし、
突然の凶弾に...倒れた。
ディアッカはそれに即座に反応し、銃の乾いた音を鳴らせた。
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ディアッカ「おい!生きてるか!?」
息も絶え絶えな少女が口から搾り出すように息を吐き、
「でぃ...あっか...ぐぅれい...と。」
声にならないほどのか細い声を振り絞り切った瞬間、
少女の力は...抜けきった。
ディアッカ「ちっとも、
ちっともグゥレイトじゃねえぜ!!!」
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今日は『肩が空のように青いぜグゥレイト!』シリーズ最終章(笑)
ってことで、少女との出会いと別れのシーンを作ってみました。
スコープドッグの新しい武器が手に入ったのでそのついでなんですがw
っつー訳でTHE 銃7ショットガン編よりショットガン(Yujin)
を持たせてみました。
このスコープドッグでは大きすぎるかな...やまとの1/12のならイイ感じかも。
構えポーズ。
グリップは加工無しでは絶対に持てません。
左手は親指を外してなんちゃってポンプアクション。